


※レイシストをしばき隊10周年記念 在庫一掃大幅値下げ
C.R.A.C.の前身となった「レイシストをしばき隊」は、実際には何をやっていたのか。2013年2月から9月までの7か月間の活動を詳細に追うドキュメントです。送料無料なのでアマゾンの予約取り消してこっちで買ってくださいね!(著者はアマゾンをボイコットしています)。なお、2月17日から24日まで渋谷のGalaxy - Gingakei で開催される "STREET JUSTICE - Art, Sound and Power" 展でも販売します。
河出書房新社
価格:¥1944(税込み)送料無料
発売日:2018年2月16日
四六判352ページ
[内容]
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第1部 新大久保の戦い
第1章 2013年2月9日
イケメン通りを散歩 / 最初で最後の「会議」 / しばき隊に集まった人々 /「お 散歩」とは何か / しばき隊の目的とフォーメーション / 日本史上もっとも醜悪なヘ イト・デモ /最初の衝突
第2章 しばき隊とプラカ隊
警察を使い倒す / ニセ公安の登場 / MAKE RACISTS AFRAID AGAIN / ヘイト・スピーチ / 通称「プラカ隊」の登場 / 仲良くしようぜ / しばき隊、2つのミッション / ずらりと並ぶプラカード / しばき隊の姿が初公開される / レイシストを説教 / 桜井誠を「急襲」 / 友だち守る団 / 次々と立ち上がる署名活動 / サッカー・サポーターの参入 / 多様化する抗議活動、意気消沈するヘイ
ター / いよいよ国会が動き出す
第3章 どっちもどっちだって?
ヘイト豚死ね! / しばき隊の「野望」
第4章 市街戦
8人逮捕の衝撃 / 人びとの壁 / ディスカッション / 最初のシットイン / 路上 のモッシュピット
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第2部 グローバル・ヴィレッジの百姓一揆
第1章 しばき隊の文化的背景
「隊」から「集団」へ 〜しばき隊のその後 / パンク・ロックの反レイシズム思想 / 神戸のニュータウンと在日 / 年代の韓国で見た日本の姿 / ブラック・ミュージック から受け取るメッセージ / 年代の在日文学が追求した「本音」
第2章 バッド・テイスト、価値相対主義、ネットワーク
サブカルチャーからサブカルへ / ワールド・ワイド・ウェブの衝撃 / ネットに広がる鬼 畜系と共産趣味 / インターネットは民衆のためのメディア(だった) / カリフォルニ アン・イデオロギーと日本のIT長者たち
第3章 マクルーハンとネット右翼
「地球村」はディストピアである / ネット右翼は対話を重視する / ネット右翼と出会い、対抗言論にあけくれる / トラックバックが村人の距離を縮めた / フリー・チベット運動とネット右翼
第4章 ネットから直接行動へ
暴走するレイシストたち / 襲われる側の視点を体験する / 600人のヘイターと催涙スプレー
第5章 正義をめぐる諸問題
在特会をしばきたい / しばき隊と暴力の問題 / アイデンティティ・ポリティクスとカウンター運動 / どっちもどっち論はなぜだめか / 正義は人の数だけない / そもそも正義とはなんだろう / 正義はだいたいでいい